最近、ピアノのinstrumental動画にハマってる。
主に、日本で流行ってるor流行ってたポップやロックをピアノで弾いている動画。
私は、日本のポップやロックはあまり聴いてこなかったし、ピアノなんてほぼ無縁な人生だった。
なのに、このピアノ演奏にとんでもない時間を費やしてしまっている。
こんなにピアノだけの演奏を聴いたのは人生初めてだ。
今まで、歌詞があるから日本のポップやロックは聴いていられると思っていたが、そうではないようだ。
instrumentalと、歌詞のある音楽との比較を意識した時に、小説と映像との比較が自然と頭に浮かんできた。
小説と映像、どっちが良いかと言えば甲乙つけ難い。
どちらにもそれぞれの利点はあって、難点もある。
私の思う小説最大の利点と言えば、自分オリジナルのイメージで物語を進行させていくことができるという点。
このことで、映像にありがちな「キャストの人選ミス」は起こり得ない。それどころか、100%完璧なイメージのキャラ設定しかあり得ない。
また、時代の流れや、人生経験によるイマジネーションの変化にも、小説なら柔軟に対応できる。
対して映像の利点は「楽」なこと。
イメージ、想像するということは、何気に疲れる。この難点を大幅に軽減することができる。
更に、自分ができるイメージ以上の映像に出会うこともあったりする。そのため、自分の世界を広げることができるという利点もある。
この対比に、instrumentalと歌詞のある音楽も当てはめることができそうだ。
私の今までの価値観「instrumental < 歌詞のある音楽」が「instrumental = 歌詞のある音楽」に変わりそう。