「無意識」の領域を「意識」の領域で無理矢理コントロールしようとしても上手くいかない。
例えるなら、ヒグマ並みの力を持った動物相手に、生身の人間が素手で立ち向かうようなもの。
彼らが人間にじゃれついただけで、人間は大怪我を負ってしまう。それだけ力の差がある。
それを根性論の「ねばならない」等の力技でねじ伏せようとするから大怪我をしてしまう。最悪、ヒグマに食い殺されてしまう。
力で勝てない相手に対しては、力技以外のアプローチの仕方が有効であることは考えるまでもない。
無意識の領域を疎かにしたことで、そんなことも分からなくなってしまったようだ。